低レベル API
このセクションは、Experiment の下でモジュール単位に制御したい開発者向けです。
構成は measurement、system、backend の 3 つのモジュールを軸にしています。
Qubex の多くの利用者は、実機では Experiment クラス、
オフラインでは QuantumSimulator クラス から始めるのが適切です。
measurement の実行フロー、システムモデル、backend controller を中心に見たいときに、
このセクションを使ってください。
モジュール対応表
| モジュール | 担当する責務 | こんなときに使う |
|---|---|---|
measurement |
MeasurementSchedule、キャプチャ/読み出し、sweep、結果変換 |
measurement モジュールの実行フローを直接扱いたい |
system |
設定読み込み、システムモデル、ソフトウェアとハードウェアの状態同期 | 1 つの system 定義を読み込み、状態を確認・同期したい |
backend |
backend controller の共通契約と QuEL 固有実装 | controller レベルの実行や backend 固有 payload を扱いたい |
モジュール同士の関係
systemが設定ファイルを読み込み、ソフトウェア側のExperimentSystemを組み立てます。measurementがその状態を使って、MeasurementSchedule、キャプチャ/読み出し、sweep のフローを構築します。backendの controller が、準備された request を 実際の QuEL ランタイムへ流します。
推奨される導線
measurement:MeasurementSchedule、キャプチャ/読み出し、sweep、関連する実行フローを扱うならここから始め、 続けてmeasurementサンプルワークフロー に進みます。system:ConfigLoader、ExperimentSystem、SystemManager、同期処理を扱うならここから始め、 続けてsystemサンプルワークフロー に進みます。backend:BackendController、backend kind、 QuEL 固有実装を扱うならここから始め、 続けてbackendサンプルワークフロー に進みます。
次のような場合は Experiment を選ぶ
- 実機実験の多くで推奨されるユーザー向けワークフローを使いたい
- 量子デバイスの特性評価、較正、ベンチマークの組み込みルーチンを使いたい
- セットアップ、実行、解析までを 1 つの facade で扱いたい